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シネマクティフは「映画館で映画を鑑賞するたのしさを伝える」ユニットです

メッセージ
(鑑賞後の方向け)


makochin_review

 

 

 

いかがでしたか。

タイトルの通り、
メッセージ性を強く
感じさせる作品でしたね。

劇中で各国の政府は、
宇宙人“ヘプタポッド”との
接し方が問われていました。

ヘプタポッドとは
つまり異なる文化を持つ
他者のことで、
それと如何に共存するか。

現実の世界で
排外的な風潮が強まる中、
この映画はまさに
ここを問うていたのでは
ないでしょうか。

そう考えるとルイーズが示す、
他者を理解しようと試みる姿勢が
我々に伝えてくれるものは大きいです。

SF映画と聞けば私は、
(続編が待たれる)
『ブレードランナー』のような
メカニカルな画を
すぐ想像してしまいますが、

本作はロケーション含め
シンプルな画を
志向しているところも
良かったです。

殻と呼ばれていた
宇宙船の原始的な造形も
好みでしたし、

何より先に挙げたような
メッセージを受け取りやすい
土壌を作ると言いますか、

思索を誘発する画づくりに
なっているのではないか
と思いました。

pep_review

 

 

 

いかがでしたか?

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督といえば、

『灼熱の魂』
『プリズナーズ』
『複製された男』
『ボーダーライン』

日本でも大人気の監督ですが、
私(ペップ)にとっては
本作がぶっちぎりの
フェイバリットになりました。

原作を咀嚼して
映画化しただけではなく、

映画ならではのダイナミズムを加えて、
一つの解釈を提示するのに
全く躊躇していない姿勢は、

原作物の映画化として
賞賛されるべき理想型です。

我々が生きている世界では、
時間は一方通行で
遡ることは出来ません。

生きている以上は
死に向かうより他ないのです。

生は喜びで死は悲しみ。
当たり前のように
そう思い込んでいる事実ですら、

まだ解釈の余地は残されている
と本作は観客に語りかけます。

言葉が変われば
思考も変わり概念も変わる。

新しい生きるヒントを
ヘプタポッドからもらったかのようです。

本作については
ツイシネポッドキャストでも
前篇後篇に分けて
配信しておりますので
そちらもぜひ!

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