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シネマクティフは「映画館で映画を鑑賞するたのしさを伝える」ユニットです

ある天文学者の恋文
(鑑賞後の方向け)

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pep_review

 

 

 

いかがでしたか?

『ニュー・シネマ・パラダイス』
ファンが多い作品ですが、
トルナトーレ監督のファンの方って
どれぐらいいらっしゃるんでしょう?

私(ペップ)は映画を観ていて
「この作品は生理的に無理!」
「この監督の作品は観ない!」
ということはありません。

全ては作品の出来次第。
「是々非々」です。

そんな私が
「嫌悪感(に近い?感覚)」を持った
数少ない作品が、前作
『鑑定士と顔のない依頼人』

年老いた一流鑑定士が、
顔を見せない若い女性依頼人に
恋をする話。

本作のエドも
年老いた(というのは可哀想?)教授が
若い教え子と恋人関係にあり、

あろうことか死んでからも
生前の周到な計算を基に
エイミーにコンタクトを
取り続けるという話で、

私にとっては前作同様、
「嫌悪感(に近い?感覚)」
を覚えました。

監督の願望とその先の絶望が
全面に出た時に感じるこの感覚。

私が監督の年齢に
近付きつつあるからこそわかる

「同族嫌悪」
なのかもしれません。

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