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シネマクティフは「映画館で映画を鑑賞するたのしさを伝える」ユニットです

レヴェナント:蘇りし者
(鑑賞後の方向け)

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ayumi_review

 

 

 

この作品の魅力は
なんといっても
撮影監督エマニュエル・ルベツキの
カメラワーク。

冒頭の襲撃シーンから
グッと引き込まれました。

打楽器を活かした音楽も効果的。
(ちなみに途中の杭を打つシーンでは
音楽と画が徐々にシンクロしてきて流石!)

映画全体の色調が
統一されているのが美しく、
グラスのぶれない意思の表れのよう。

木々を見上げるように映る空、
日によって違う表情を見せる
山や川など、

4DXでなくても
その温度やにおいを
感じられるような映像が
多かったです。

自然光のみで
撮影した作品といえば、
スタンリー・キューブリック監督の
『バリーリンドン』
を思い出しますが、

『バリー〜』は
絵画的な景色が多かったのに対し、
本作はわたしたちが目で見る
そのままの自然を撮りきったような
リアルな印象です。

対象物のギリギリまで迫ったり、
曇りや水滴を活かした撮影法も、
観る者がまるで
そこにいるような感覚に。

レオ様は…
言うまでもありませんよね(笑)

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