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シネマクティフは「映画館で映画を鑑賞するたのしさを伝える」ユニットです

T2 トレインスポッティング
(鑑賞後の方向け)


ayumi_review

20年ぶりに彼らを観て、
全く変わらない姿に
安心してしまいました。

前作で特徴的だった
映像やテンポの良さが本作では
すこし足りない気もしたのですが、
それは彼らの老いでもあるのかなと。

前作から変わらない印象として、
ブッ飛んだ登場人物のなかで
ベグビーが唯一まともなことを
言っている気がしました。

一見最も危ない人物なのですが、
終盤の息子に対する言葉などからも
わかるように、

彼が未来へ向けて
いちばん突き進んでいます。

それは
このトレスポシリーズを通して
最も大切な部分でもあります。

レントンが一度落とした針で
音楽が流れるかと思いきや、
やはり止めてしまう。

まだ彼らは
過去に囚われている
ことがわかります。

そこからもう一度
あの曲が流れたとき、
劇場で大音量で聴けて
感動した方も多いのでは?

彼らが遅ればせながら
やっと歩みだした気がしました。

それを象徴するかのような
ラストの疾走感ある映像も
ダニー・ボイルならではですね。

拍手!

makochin_review

いかがでしたか。

前作『トレインスポッティング』
魅力のひとつは
スタイリッシュな映像表現に
あると思いますが、

本作でもそれは
遺憾なく発揮されていました。

遠のいていく意識を
ビルからの落下というかたちで
視覚的に表現したり、

前作の劇中のシーンを
別の角度から描いてみせたり、
ダニー・ボイル監督の
センスが光ります。

前作へのオマージュも多く、
スパッドがロッカーを開くところや
マークが屋根を突き破るところなど、

前作を彷彿とさせる
ショットが多々見受けられ、
往年のファンも楽しませてくれました。

しかし!

前作から引き継がれたテーマ
「裏切り」への答えが
「友情」であることには
納得がいきません(笑)。

最低な行いだって
選択するのは自由、
というところが

『トレインスポッティング』
の通念だと期待していたのですが…。

大人になってしまったことには
少し寂しさが残りました。

pep_review

いかがでしたか?

冒頭のシーン。
ジムでトレッドミルに
汗を流すレントンは、

ドラッグから完全に脱却し
都会での一般的な生活に
溶け込んでいるかのように
見えました。

その刹那、アクシデントで
トレッドミルから
転げ落ちてしまいます。

これから始まる物語を
暗示するシーンとして
とてもわかりやすく、

観客の耳目を引く演出は
スマートです。

前作で最も印象的な
「便器」のシーン。

勿論地元スコットランド
「エジンバラ」のメタファー。

汚物が詰まった「便器」の底から
汚物まみれのブツを手に入れ、
「そこ」から這い出る男の話でした。

本作での「便器」の使い方は
「それ」に殴られたベグビーが
刑務所に逆戻りするというもの。

製作側の21年後の
「便器」の描き方も
実に趣深いものです。

ダニー・ボイル監督といえば
その映像表現は独特。

時に
アレルギーを起こしかねない
過剰さもあるのですが、
本作では極めて控えめ。

だからラストの映像演出は
その意味を考える喜びも大です!

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