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シネマクティフは「映画館で映画を鑑賞するたのしさを伝える」ユニットです

退屈な日々に
さようならを
(鑑賞後の方向け)


makochin_review
いかがでしたか。

映画監督・梶原を
メインとしていた前半は、
今泉作品ではおなじみの
ダメ恋愛映画(!)の
基調がありましたが、

後半は一転、
〈居なくなること〉や
〈悔恨すること〉をテーマに、
シリアスな基調が出てきます。

この展開は予想外で、
『こっぴどい猫』以降の作品は
劇場で欠かさず鑑賞している
私からすると、
興味深い“変化”でした。

劇中でも出てくるように
震災の影響も少なくない
と思われますが、

そこから生まれたであろう言葉たち、
例えば美希と紗穂が
学校帰りに毎日公園に通う理由
「誰かがここを必要としていないと」は、
とても心に残りました。

思えば、
今泉監督は公園が大好きですね。

毎作品と言って良いほど、
公園をロケーションに選んでいる
ように思います。

使用されてきた数々の公園の中でも
今回登場した白い雲のような
トランポリンがある公園は最高。

行ってみたいです。

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