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シネマクティフは「映画館で映画を鑑賞するたのしさを伝える」ユニットです

ザ・ウォーク
(鑑賞後の方向け)

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冒頭の70年代の映像を
パートカラーにしているところから、
お洒落で引き込まれました。

実話とはいえ、
オーバーぎみのアクシデントの数々に
途中やや辟易しましたが、

ラストの綱渡りにいたるまで、
テンポよく話が進んでいくので
最後まで楽しめました。

なにより
ゼメキス監督作品ではおなじみの
アラン・シルヴェストリによる
音楽が大変素晴らしい!

70年代のフィリップの若い頃や
NYで建設中のビルを見に行くとき
などの楽しげな場面と、

真剣に物事に向き合う場面で、
スコアを書き分けているのは
さすがです。

どちらかといえばわたしは、
ゼメキス監督はこのような実話よりも、
BTTFシリーズ
『ポーラー・エクスプレス』
のような、

完全に現実離れした
作品の方が好みなのですが、

単なる
エンターテインメントで終わらせず、
9.11を意識した
余韻の残るラスト
が良いな
と思いました。

ところで、
屋上に来た警備員が
トム・ハンクスのような
気がしたのですが

真相はいかに…。

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なぜ綱を渡るのか?
とフィリップ・プティに聞いても、

かつて登山家の
ジョージ・マロリーが言った
「そこに山があるから」のような、

綱を渡ったことがない
我々にとっては、
かなり飛躍した答えが
返ってきそうです。

彼の綱渡りを
「パフォーマンス」と呼ぶのは
少し違う気がしますし、

かと言って
「アドレナリンジャンキー」
と呼ばれる人たちのように
過度なスリルを追い求めている
わけでもなさそうです。

自分の限界に挑戦する
「アスリート」なのか?

それとも自身の生き方を
綱渡りで表現する「芸術家」?

フィリップ・プティの綱渡りは
如何様にも解釈できて、
それゆえ魅惑的ですが、

綱の高さが地上110階になっても、
警察をおちょくることを
止めない姿を見ていると、

ひょっとしたら
「いたずら心」のようなものが
「原動力」なのかもしれない、

とふと思いました。

「共犯者」との悪巧みの時間も
楽しそうでしたしね。

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いかがでしたか?

本作を観た誰もが思う
「どこまでが実話で、
どこからがフィクション?」

については、

ドキュメンタリー映画
『マン・オン・ワイヤー』
(第81回アカデミー賞
長編ドキュメンタリー映画賞受賞)
を観た方ならおわかりのように、

ほぼ全て実話!

その事実にまず驚きますが、
と同時に、

先に公開された
ドキュメンタリー映画が
ここまでやってしまっては、

後発の本作では
何を表現するのか?

という疑問も
当然湧きます。

それに対する
ロバート・ゼメキス監督の答えは
「スペクタクル」

CGを使うならこう使え!
とばかりに、
CGで蘇った
ワールド・トレード・センター!

そのツインタワーにワイヤーを張って、
世紀の綱渡りに挑むフィリップ!

高所恐怖症であろうとなかろうと、
手や脇に汗が滲む瞬間は正に
「スペクタクル」!

ただ本作は
そこだけが全てではなく、

夢を見つけ、仲間を募り、
夢を成就しようとする
普遍的な話でもあるから、

我々観客の胸を打つのです!

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