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シネマクティフは「映画館で映画を鑑賞するたのしさを伝える」ユニットです

サヨナラの代わりに
(鑑賞後の方向け)

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いかがでしたか?

前半のベックの描写は
ややステレオタイプすぎて
気になりましたが、
後半は涙が止まりませんでした。

わたしが一番グッときたのは
ピアノの演奏シーンです。

ケイトにとって
ピアノを演奏することは、
欠かすことのできない
自分の一部だった
のではないでしょうか。

ベックが
過去の演奏を聴こうとした際
必死に止めたので
そんな気がしました。

ALSが発症した今となっては
望んでも弾くことができません。

その現実や病から
目を背けていたかったのだと思います。

冒頭に病が発覚していたときに
弾いていたショパンの
英雄ポロネーズ』。

後半で二人によって奏でられたとき、
わたしたちはケイトとともに、
彼女がベックという
ひとりの女性に支えられていることを
台詞なしで理解します。

手元を映すカメラが
さらにそれを強調していました。

そしてわたしたちが
いま好きなことができるということは、
当たり前のことではないのだな
と気づかされました。

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いかがでしたでしょうか?

物語の序盤、
ベックのおてんば加減が
自分のリアルだと思う範囲を
軽く超えていて、

物語に入っていけるか
不安でしたが(笑)、

結局、
がっつり泣いてしまいました。

ケイトとベックがふたりで一緒に
ワーッと叫ぶ場面で涙腺崩壊。

予告編にもあるシーンで
映画を観る前は
「ありがちなシーン」
という印象でしたが、

ALSの進行で
声を出すことすら辛くなった
ケイトの悲痛の吐き出しと、

ベックのケイトへの思い、
優しさに溢れたシーンだったとは!
名シーンですね!

浮気を通して別居状態になった
夫に対しての仕打ちが厳しすぎる、
というか違和感
(結婚生活も長いし、
介護にも献身的だったのに…)
があったのですが、

実は過去に好きだった人が
忘れられないという描写が後にでてきて、
その違和感も解消されました。

また物語の終盤では、
その夫との関係が修復していて、
一貫性はないのですが、

むしろそれがリアルな
人間の機微だと思いました。

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いかがでしたか?

本作で描かれていたのは、
ALSになったことで
壊れていく従来の関係と、

ALSになったことで
築かれる新たな関係
との対比。

その中で変わりゆく体と心を、
ヒラリー・スワンクが
迫真の演技で我々観客に
披露していました。

所謂「難病モノ」の場合、
「感動」や「涙」は
一定量「担保」されているわけですから、

それ以上の「なにか」を
観客に提示することが出来たか否か?

このタイプの作品を鑑賞する上で、
私(ペップ)が重要視するところです。

本作ではその「なにか」は、
エミー・ロッサム演じる
ベックが担うパートだと思うのですが、
本作ではここがとても弱いと思うのです。

序盤でベックが
人前で歌おうとしてほぼ歌えない
というシーンは、
エンドロールのシーンとの
対比になるのですが、

違いがありすぎて
成長で片付けるには無理があるし、

介護者として雇われる件も
説得力に欠けます。

フィクションなら
もう一捻り二捻りは
欲しかったなとは思います。

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