いかがでしたか?
この作品で感じたのは、
老後には
「よりどころ」となるものが
必要であるということ。
マラソンを始めた当初、
パウルの支えとなったのは妻のみ。
しかし次第に周りの入居者が
応援するようになります。
それは、彼自身が
マラソンという
「よりどころ」を見つけ、
生き生きとしだしたからです。
単調な毎日ではなく、
日々努力を積み重ね練習する。
そんなパウルに影響されて、
周りの人たちもキラキラしていました。
それまで
心の「よりどころ」であった
妻が亡くなってからは、
パウルにとってマラソンが、
ますますなくてはならない存在に。
ラストのスタジアムウェーブは
観ているこちらもうれしくなりました。
わたしもパウルのように
いまやっている趣味を
おばあちゃんになっても
続けられたらと思います。
劇場はシニアの方が多かったですが、
老若男女皆さんに
観ていただきたい作品です!