ookamishojotokuroouji_for_
makochin_review

 

 

 

いかがでしたか?

仲間外れになることを恐れ、
彼氏がいると
嘘をついていたエリカが、

“ぼっち”を覚悟して
おこなった友人への謝罪。

人を好きになるということを
信じていなかった佐田が、
純粋な心に触れて芽生えた、
相手への想いやる気持ち。

こういった、
恋愛を通して得られた
細やかな変化、人間的な成長が、
本作ではしっかりと描かれていました。

さらに、
余分なものを削ぎ落とした
脚本上の工夫もよかったです。

例えば、
本作では「大人」が
可能な限り排除されていました。

物語的に、
大人の登場が少なかった
ということももちろんありますが、

映ったとしても
カメラを離して
顔を認識できなくしたり、
後ろ姿にしたりしていました。

高校生の恋愛に
大人の視点は不要でしょう。

あくまでも高校生の尺度で
感じて欲しいという意図が
あったように思います。

ちなみに余談ですが、
お昼間の中華街のシーンに
居合わせていた私(マコチン)は
映っていませんでした!

投稿者 cinemactif

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