『レ・ミゼラブル』の
トム・フーパー監督と
エディ・レッドメインが
再びタッグを組んだ
『リリーのすべて』。
デンマークに実在した画家、
リリー・エルベという人物が、
性と体の不一致に悩む様子を
エディ・レッドメインが熱演。
彼を支えた妻、ゲルダを演じた
アリシア・ヴィキャンデルは
本作でアカデミー賞助演女優賞を
受賞しています。
『グランド・ブダペスト・ホテル』
などを手がけた
アレクサンドル・デスプラの音楽にも
注目の作品。
今回ご紹介するのは
『リリーのすべて』。
性同一性障害に対する
理解が少なかった時代に、
世界で初めて
性別適合手術を受けた
リリー・エルベの実話を映画化。
ある日、
風景画家のアイナー・ヴェイナーは、
肖像画家である妻のゲルダに
女性モデルの代役を頼まれる。
仕方なく引き受けた
アイナーだったが、
それをきっかけに
自身の中に潜んでいた女性、
リリーを自覚し始め…。
今回は
『リリーのすべて』。
マンスリー・シネマ・トーク
2016年3月のお題でした。
『英国王のスピーチ』で
アカデミー監督賞を受賞した
トム・フーパー監督がメガホンを取り、
アリシア・ヴィキャンデルは
本作でアカデミー助演女優賞を
受賞しました。
世界初の性別適合手術を受けた
リリー・エルベを演じるのは、
昨年のアカデミー主演男優賞受賞の
エディ・レッドメイン。
正にオスカー尽くしの本作は、
その受賞歴に違わぬ傑作でした!