『ジュピター』いかがでしたか?
ジュピター役のミラ・クニス、
ケイン役のチャニング・テイタム、
バレム役のエディ・レッドメイン。
それ以外の役も含めて、
キャストはピッタリだったと思います。
が、
主を亡くした悲運の母娘の物語であり、
身分違いの二人の愛の物語であり、
王朝の継承争いの物語でもありながら、
スペースオペラ的な要素も満載。
このように本作は
物語の要素がとても多いため、
その全てを描くのに127分では
全く足りなかったのではないでしょうか。
シリアス要素と
コメディ要素のバランスも、
本作においては
あまりうまくなかったかな
と思います。
シリアスかコメディか
思い切ってどちらかに振った方が、
話運びはスッキリしたのでは
と思うのですが。
街の破壊シーンは派手にありましたが、
市井の人々が犠牲になったシーンはなく、
「人類の危機」と言うほど、
えらいこっちゃ感がないのも…。
完全オリジナルストーリーは
もちろん評価したいのですが…。