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シネマクティフは「映画館で映画を鑑賞するたのしさを伝える」ユニットです

国際市場で逢いましょう(鑑賞後の方向け)

国際市場 後説画像
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物語のラスト、
ドクスの家に集まった
娘やその家族たち。

束の間の再会を
みな笑顔で過ごします。

一方、隣の部屋に移動し、
ひとり亡き父に
思いを馳せるドクス。

幼き日に負った傷は
決して癒えることはありません。

それらを
窓の外から撮影することによって、
明と暗を対比させたショットが
印象的でした。

家族でさえも
ドクスの悲しみを
本当の意味で理解することはできない
という現実を
うまく表現していると思いました。

しかし、
観客である我々は、
この「映画」を観て、
ドクスの生涯をなぞることによって、
ほんの僅かかもしれませんが
彼の悲しみに寄り添うことができた
と思っています。

歴史書では難しい
感情的な部分を
この映画は教えてくれました。

歴史を伝えるということは
映画製作において
いろいろと難しい課題が
つきまとうものだと思いますが、

ユン・ジェギュン監督はじめとする
製作スタッフの真摯な姿勢が感じ取れ、
素晴らしい作品となっていました。

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