日本はもちろん、
世界でも人気の黒沢清監督が
第68回カンヌ国際映画祭
ある視点部門で
監督賞を受賞した
『岸辺の旅』。
出演は浅野忠信さんに
深津絵里さん。
しかも浅野忠信さんは幽霊?
このキャスティングと設定で
映画館に足を運ぶ方も多いでしょう。
この秋、劇場でぜひとも
チェックしておきたい作品です。
ほんの少しだけ登場する
蒼井優さんにも
注目していただきたいです。
今回ご紹介するのは
黒沢清監督の
『岸辺の旅』。
第68回カンヌ国際映画祭
「ある視点」部門で
監督賞を受賞。
物語は
3年間失踪していた
夫が突然帰ってくる
ところからはじまります。
そこで夫が
妻に告げたことは
なんと「自身の死」。
(え、幽霊!?)
そしてふたりは
死後3年間、
夫がお世話になっていた
人々を訪ねる旅に出ます。
突拍子もないストーリーに
聞こえるかもしれませんが
愛する人との永遠の別れを
描いたラブストーリーです。
今回は
『岸辺の旅』
我々cinemactifが主催している
マンスリー・シネマ・トーク
2015年10月のお題でした。
監督は黒沢清。
その新作は日本国内のみならず
世界で待ち望まれている監督です。
3年間失踪していた夫が
突然帰ってきて
妻に告げた言葉は
「俺、死んだよ。」
そこから
夫が過ごした時間をめぐる
夫婦の旅が始まる物語。
生と死を分かつもの
生者と死者の関わり
本作を観る事は
それらを考える旅
でもあるのです。