グザヴィエ・ドランの最新作
『たかが世界の終わり』
をご紹介します。
ドラン作品はどちらかと言えば、
あまり他の作品では見かけない役者が
使われているイメージでしたが、
今回は豪華役者陣を揃えています。
ドランの全作品を
観てきたファンとしては
ドランらしさと
新しいドラン(らしくなさではない)
という両方の印象を受けました。
ドランの考える「家族」とは。
原作戯曲と比較しても面白いです。
今回ご紹介するのは
グザヴィエ・ドラン監督の最新作
『たかが世界の終わり』。
本作はオリジナル脚本ではなく
ジャン=リュック・ラガルスの
戯曲が原作ですが、
とはいえ極私的な作品と言えます。
ゲイで若手作家である
主人公ルイには
グザヴィエ・ドランの姿が
そのまま重なりますし、
物語を通して
浮かび上がってくるテーマは
3作目『わたしはロランス』と
共通しています。
今回は
『たかが世界の終わり』。
我々cinemactifが
毎月開催している
マンスリー・シネマ・トーク
2017年2月のお題でした。
監督はグザヴィエ・ドラン。
cinemactifは3人で運営していますが、
私(ペップ)以外の2人はドランファン。
彼に乗り切れていない私が
本作をどう観たか?は
ドランファン以外の方はもちろん、
ドランファンも必読のレビュー!
になるのではないでしょうか?
と大風呂敷を広げたところで
後説へ!