いかがでしたか?
アニメーションならまだしも、
「実写」映画化は
リスクしかないように思えた
のですが、
エンドロールが流れる頃には
思わず拍手を送りたくなるぐらい、
素晴らしい作品でした!
たしかに
実写のパディントンは
見た目は本物の「熊」より、
少々気持ち悪いのですが、
それすらも
「あえて」の表現だと思えるほど、
細部まで行き届いた演出には
舌を巻きました。
原作では描かれない
ブラウン家に迎え入れられる
すったもんだを、
本作の主軸に置いたのも
お見事だと思います。
ニコール・キッドマンが
トム・クルーズ風アクション
をするなど、
作品のあちらこちらに
散りばめられた笑いと小ネタの数々も、
「ドヤ」感なくスマートで
まさに英国紳士的。
またそれらは
一時的なものではなく、
全てが後のストーリーに
関わってくるのですから、
これをウェルメイドと呼ばずして
何をウェルメイドと呼ぶのでしょう!
パディントンの窮地を救ったのが
「バード」さんとか出来すぎ!