いかがでしたか?
伝記映画といえども劇映画なので、
全てが真実とはいえないのですが、
それでも「キング牧師」が
どういう人でどんな事をなしたか、
は十分に理解出来る内容でした。
加えて、
「マーティン・ルーサー・キングjr」
の人間的な側面にもふれており、
ノーベル平和賞を受賞した
偉大な「指導者」も、
苦悩する一人の「若者」であったという、
人間として当たり前の事実を描くことで、
「真っ当な作品」に仕上がっている
と思います。
役者陣が本当に素晴らしいのも、
本作の魅力の一つでしょう。
とりわけ
デヴィッド・オイェロウォは、
「キング牧師」と
「マーティン・ルーサー・キングjr」を
時に剛健に、時に繊細に演じ分け、
彼以外にキング役は考えられないほどです。
ジョン・レジェンドとコモンによる
アカデミー賞授賞式での「Glory」は
あの時点で十分に感動的でしたが、
本作を観た後だとさらに!
我々は歴史に学び、
決して過ちを繰り返してはならない!