いかがでしたか?
そのヴィジュアルを見ただけでは、
およそ「可愛さ」とは無縁。
かと思いきや、
実際に劇中で動くチャッピーは、
とても「可愛い」んですから
不思議です。
犬を意識したであろう
「耳を絞る」動きや、
チャッピーを演じた
シャールト・コプリーの演技力。
そこに観る側の
「感情移入」が加わることで、
「機械」の体のチャッピーに
「血」が流れ出すからなのでしょう。
ヒュー・ジャックマン演じる
ヴィンセント・ムーアは、
エンジニアには無縁の筋肉と
マチズモ全開の思考で、
自身が開発した「ムース」を
なんとか実戦デビューさせるべく
奔走します。
デスクに座ってる時でさえ、
ラグビーボールを持っていたり、
その後ろ髪の長さも相まって、
いささか記号的に過ぎる
キャラクターではありますが、
敵役としての役割を
十二分に果たしています。
ニンジャ&ヨーランディは、
「ダイ・アントワード」
としても活躍中。
本作で
更なる飛躍を遂げるのは
間違いないでしょう。