いかがでしたか?
1861年に南北戦争が始まり、
衛生兵として従軍している
ニュートン・ナイトの姿から
物語は動き始めますが、
彼の「信条」や「精神」は
このシーンからハッキリとわかります。
完全に「捨て駒」として
最前線で戦わされ、
結果「犬死に」していく
若い兵士達。
傷ついた兵士を運ぶニュートンは
治療を最優先で受けられるように、
兵士の階級を偽って
治療班に引き渡します。
戦争の犠牲者に階級は関係ない。
その後の
彼の行動を支える「信念」も、
既にこのシーンから伝わってくるのです。
マシュー・マコノヒーが
母校テキサス大学で
授業を受け持った際に
教材としたのも本作だったそうで、
彼にとって
「かけがえのない」作品
なのは間違いない。
それをスクリーンで観られる
「今」を逃さなかったのは
正解でしょう。
余談ですが
同じく衛生兵の視点から
第二次世界大戦の
沖縄での戦いを描いた
メル・ギブソン監督作品
『ハクソー・リッジ』も
今から楽しみです!