makochin_review

 

 

 

いかがでしたか。

ドキュメンタリー作品の
おもしろさの一つは、

カメラを回す作家自身も
作品がどのように結実するか
分からないという点です。

カメラの前で
起こる出来事に反応して、
被写体や関心までもが
変化していく。

本作ではその醍醐味を
存分に味わうことができました。

ハマジムメンバーへのドッキリ
として回しはじめたカメラですが、

そこから
オーディションに落ちた
女の子たちにシフトし、

さらに
プロデューサー、
インターンシップで参加している学生
へと移ります。

できあった作品は
いろいろな人物のヒューマンドラマ
として大変楽しめたのですが、

本作を監督した
エリザベス宮地さんは
一体どのあたりで
本作の目指す方向が見えてきたのか、
気になるところです。

就職を目指す女子学生の
モノローグを使用することで、
就活生とアイドルの卵を
対比させた編集は、

(やや強引にも感じますが)
本作を気に入ったポイントの一つです。

投稿者 cinemactif

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