いかがでしたか?
ライリーの頭の中の
5つの感情
・Joy(ヨロコビ)
・Sadness(カナシミ)
・Disgust(ムカムカ)
・Fear(ビビリ)
・Anger(イカリ)
一つ一つを較べてみれば、
「それ必要?」と思う感情も
鑑賞前にはありましたが、
鑑賞後なら
「全て必要!」
と誰もが思うでしょう。
それは至極当然で、
痛みの数だけ人にやさしくなれる
であったり
涙の数だけ強くなれる
であったり
その時は
悲しかったり
ムカついたり
怒ったりしても
その感情が
永遠に続くわけではなく、
いつか笑える日がきたり、
自分以外の人に優しくなれたり、
といった経験が
誰にでもあるように、
じつは本作を観る前から
私達は知っていたことなのです。
しかし
脳や感情をヴィジュアル化し、
それを物語としてきちんと成立させ、
商業的にも成功を収める。
それをやってのける
ピクサー作品の質の高さは
特筆すべき!
登場人物によって
感情のリーダーが違うのも
良く出来てましたよねぇ。