makochin_review

 

 

 

いかがでしたか。

注目していた撮影ですが、
今回はやや期待を下回る結果に。

ルベツキの映像では
『レヴェナント 蘇えりし者』
の戦闘シーンで、

俯瞰的に映しながら
グワーッと空間を移動していく撮影が
個人的にフェイバリットです。

しかし
カメラマンの責務は
監督が思い描いた
画やビジョンに応える
ことですから、

いくら文句を言っても
仕方がありませんね。

パンフレットでも
触れられていましたが、
今回の撮影は
偶発的な出来事を歓迎する
スタイルだったそうで、

たとえば
役者の準備が整う前や、
スタートしてからも
特に指示を与えないでカメラを回す
といったこともあったようです。

弛緩しそうな現場ですが、
出来上がった映像に
しっかりとルベツキの個性を
感じることができたことは
驚きに値します。

しかし近作の仕事を見ていると、
緻密な設計が為された上で
カメラを動かした方が

彼の真価が
より発揮されるような気がします。

投稿者 cinemactif

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