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pep_review

 

 

 

いかがでしたか?

「部屋」で暮らす母親は
実は17歳の時から
監禁されていて、

その「部屋」で
出産をしたことで
母親になっています。

母親にとっては
「部屋」は「地獄」ですが、

そこで生まれた
ジャックにとっては
「部屋」は「世界」です。

部屋からの「脱出」は
母親にとっては「当然」
であっても、

5歳になったばかりの
ジャックにとっては違います。

ジャックに真実を語り、
説得する事の難しさを
丁寧に描くことで、

物語に
真実味と緊張感を与えており、

そこからつながる
「脱出」の件は
前半のクライマックスです。

しかし、
本作が「非凡」なのは
その後の部分にある
と言っても過言ではないでしょう。

安易なサスペンスに落とし込まず、
7年の監禁生活から生還した母子が、
本当の「世界」で生きる事の難しさ。
肉親ですら正視できない現実。

「地獄」から脱出しても
当事者にとって「終わり」など
ないのです。

それでも
わずかな「希望」を感じさせる
ラストに胸を打たれました。

投稿者 cinemactif

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