いかがでしたか?
原作の知識はタイトルのみで、
予告編での印象と
大根仁監督作品というだけで
劇場に行きましたが
1回では気持ちは収まらず
次の日も劇場に馳せ参じました!
「漫画を描く」
という恐ろしく地味な作業を
VFXやプロジェクションマッピングで
魅せるという発明!
「漫画に関わるウソは
出来るだけつきたくなかった」
という大根仁監督の言葉どおりの
徹底したディテールへの拘り!
そして、その物語の要を担う
役者陣の素晴らしさ!
出演作が多く、ともすれば
「どれに出ても同じ」
と揶揄されがちな
あの人やこの人も
面目躍如の一作になった
のではないでしょうか。
劇中で服部が言う台詞
「友情・努力・勝利なんて
ジャンプ編集部にいる
俺ですら寒いと思ってたけど
ちょっと信じてみたいんだ」
それに彼なりのやり方で
応えてみせる新妻エイジ。
そうやって生まれた
台本にはなかった
最高の涙は、
真摯な作り手に対する
漫画と映画の神様からの
贈り物かもしれません!