いかがでしたか?
女性の皆さんは
「自業自得やろ!」
と思われたかもしれません。
が、男性諸氏は
「いや、そうやけど…。」
って思われたでしょう?
「このシチュエーションで
拒める男がいるか?」
と思われたでしょう?
実際、
キアヌ演じるエヴァンは
(結局は抗いきれなかったものの)
「よく我慢した」
「よく頑張った」
方だと思います。
劇中でエヴァンは
「助けてあげたのに!」
というような事を叫びますが、
気持ちは痛いほどわかります。
実際、彼は二人を
「助けなければならない」
状況に嵌められていたのですから。
本作が何より怖いのは、
綿密な計画を立てた彼女たちの
“動機”や“目的”が
一切明らかにされないところと、
リメイク元作とは違う
“更なるバッドエンド”
になっているところ。
被害は形を変えて
拡散する可能性を示唆し、
我々男性は
それを想像し肝を冷やす。
「なんて映画だ!(褒めてます)」
妬まれることも
モテることもない自分に
ホッとした切なさたるや!