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いかがでしたか。

冒頭にもある通り
この映画は実話を基に
つくられました。

劇中、
映画に関心を示していた
マリックを演じた
アハメッド・ドゥラメが

自身の体験を映画化してもらおうと
動き出し実現したとのことです。

このようなかたちで
映画で描かれた後の
彼らの成長を知ると、

「奇跡の教室」が
より真実味を増します。

またこの映画化も
授業と同様にドラマチックで
奇跡的だなと感じ入ります。

授業の内容
(アンヌの生徒たちへの接し方含め)が
素晴らしいことは言わずもがなですが、

ストーリー全体としては
やや散漫な印象が残ってしまいました。

アウシュビッツ経験者の語りや
優勝を果たした発表の内容など

「最も観客が見たい部分」が
ダイジェストともとれる
断片的な描かれ方になっています。

またコンクールを通して
クラスに馴染んでいく子と、
反対にクラスの輪から
遠ざかってしまう子がいましたが、

彼らの変化が唐突で、
もうちょっと細部を
描けないものかと思いました。

投稿者 cinemactif

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