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いかがでしたか?

スタンリーが冒頭でみせる
奇術を思い出してみましょう。

巨大な象を消し、
女性の体を分割し、
棺に入ったかと思いきや
棺から離れた椅子に座っていて、
観客から大喝采を浴びる。

次に物語を
思い出してみましょう。

信じるなんて思ってもみなかった
占い(というより霊能力)を信じ、
救われたと思いきや裏切られ
哀れこころは真っ二つ、
信頼も失いもうオシマイか
と観客も思うのですが…。

どうでしょう?
呼応していると思うのは、
私だけでしょうか?

非科学的な事は一切信じていないが、
華麗な奇術で観客を「騙す」
ことを生業とするスタンリーは、
彼自身が虚実を内包する存在です。

そんな彼が、
論理的な思考を共有できる
婚約者オリヴィアよりも、
存在自体が彼と表裏をなす
ソフィーに惹かれるのは、

まさに非科学的であり、
これこそがマジック
といえるでしょう。

全てを白日の下にさらすより、
月明かりぐらいがちょうどいい。

それが人生ではないでしょうか?

投稿者 cinemactif

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