makochin_review
“映画監督禁止令”
を受けて
最初に撮られた映画が

『これは映画ではない』
(映画でなければ違反にならない
という発想のもと製作された作品)
でしたが、

『人生タクシー』は
ここから派生した作品
と言えるのではないでしょうか。

『これは映画ではない』は、
パナヒ監督が自身の
軟禁生活を撮った
セルフ・ドキュメンタリーです。

カメラが外に出ない(出られない)
マンションという限られた空間は、
『人生タクシー』における
タクシーそのものです。

またその限定空間、
つまり不自由な製作条件から
如何にして物語を面白くしていくか、
という根本的な発想の軸も
共通しているように思いました。

そういった製作方法故、
一見ドキュメンタリーの体を
なしておきながら

“演出”が垣間見えるところが
二作ともにありますが、
ドキュメンタリーを前提として
撮られたのが
『これは映画ではない』で、

フィクションを前提として
撮られたのが
『人生タクシー』なのではないか
と思います。

投稿者 cinemactif

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