いかがでしたか?
コメディ映画ファンとしては、
アカデミー賞の話題で
アダム・マッケイ監督の知名度が
UPしたのは嬉しいかぎり!
そして本作は、
現実に起こった出来事をベースに描いた
「ブラック・コメディ」となっており、
その仕上がりはとてもユニークでした。
スクリーンに写される登場人物が
頻繁に観客に話し掛けてくるスタイルは、
内容の理解に役立つのはもちろん、
本作が描いているのが
けっして過去の話だけではなく、
「あんたらの話だよ」
という意味も含まれていたのが
最後まで観た方なら
おわかり頂けたかと思います。
我々cinemactifは
「映画館で映画を!」と
常々申し上げているわけですが、
それは映画文化の発展継続を
応援したいだけじゃなく、
その「時」でしか味わえない作品の
「本当の意味や意図」を味わって欲しい
という気持ちもあるのです。
「映画」は時代の「写し鏡」。
作品の真意を感じ取るには、
リアルタイムで劇場で観てこそなのです!