いかがでしたか?
シニア・インターンとして
雇われれば
老若男女問わずモテモテの
ベン(齢70)と、
自宅からスタートしたサイトを
短期間で会社として急成長させた
ジュールズの物語は、
誰にでも起こりうる話
とは到底思えないのですが、
映画を観ている間だけ
現実のあれこれを忘れられるような、
リアリティを越えたところに
魅力とニーズがあるのでしょう。
ジュールズのファッションは、
おそらく世の女性たちを
ウットリさせるほど素晴らしく、
ベンの存在と小綺麗さは、
おそらく世の女性たちの
理想の男性像の一つ。
序盤で
社内を自転車で移動しながら
小走りで併走するアシスタントと
スケジュールを確認するほど
忙しいジュールズが、
中盤から終盤に進むにつれて
社内でもずいぶん
時間的余裕があるように
見えるなど、
ご都合主義な展開に
個人的には「イヤねぇー」と
首を傾げざるをえなかったのですが、
みうらじゅん氏の言葉を借りれば
「そこがいいんじゃない!」
ってことだと思います!