いかがでしたか?
自らの政治的信念を
貫いた結果、
投獄されたのも
さることながら、
出所してからは
脚本家としても
「干された」という事実。
自由の国=アメリカ
の象徴とも言うべき
「ハリウッド」で行われた
理不尽極まりない「弾圧」には、
「憤り」と「恐怖」を
感じずにはいられませんでした。
「アメリカの理想を守るための映画同盟」
という、
もはやギャグにしか聞こえない
ネーミングのグループに、
決して屈することなく
「サヴァイヴ」していくトランボ。
映画的には「痛快」ですが、
実際の生活は(家族も含めて)
劇中で描かれていたよりずっと
「筆舌に尽くしがたい」
ものだったのでしょう。
しかしながら人は
「苦境」にある時、
「悲嘆」するだけでは
何も解決しないのです。
苦境を乗り越える原動力は
やはり「ユーモア」。
八方塞がりだと思っても、
少し笑みを浮かべる
ぐらいの気持ちで
周りを見渡せば、
突破口は必ず見えてくる。
我々にだって
きっと出来るはずなのです!